岡山イオンで突然声をかけられ、
知らない男性に6万円を貸してしまいました。
今振り返ると、これは典型的な「寸借詐欺」だったと思います。
あの6万円は、今でも忘れられません。
岡山イオン4階のフードコート。
ただ休憩していただけの日が、僕にとって後悔の始まりになりました。
この記事では、
・寸借詐欺の具体的な手口
・なぜ断れなかったのかという心理
・同じ被害に遭わないための対処法と考え方
を、実体験をもとにまとめています。
その日は、岡山イオンで買い物を終え、
4階のフードコートで休憩していました。
岡山イオンで突然声をかけてきた男の正体
すると突然、知らない男性に声をかけられました。
40代〜50代くらいで、黒いニット帽と黒いジャンパーを着ていました。
「何かご用でしょうか?」と聞くと、「5階のトイレで、あなたのカバンがぶつかってスマホを落とし、壊れてしまった」と言われました。
背面がなく、内部の部品が見えている状態のスマホを見せられ、正直その時点では突然の出来事に頭が追いつかず、嘘かどうか自分でも判断がつきませんでした。
突然のトラブルに遭うと、人は正常な判断ができなくなります。
▶︎ なぜあの場面で冷静になれなかったのか

男性は、鹿児島から岡山に友人に会いに来たと言いました。
会社の社員証や、鹿児島銀行のキャッシュカードも見せてきました。
道案内をしたり、会話をする中で、
年齢や仕事、趣味、好きな食べ物などを自然に聞かれました。
友達が少ないから友達になってほしい、
そんなことも言われました。
特別なことを思ったわけではありません。
ただ、「悪い人ではなさそうだ」と感じてしまったのです。
今振り返ると、あのときの僕は「優しさ」を履き違えていました。
▶︎ 優しい人ほど気をつけてほしい理由はこちら
今振り返ると判断が甘かったと思いますが、
でもその場では、困っている人を疑う自分のほうが冷たい気がしてしまいました。
これは、いわゆる“寸借詐欺”と呼ばれる手口でした。
寸借詐欺師の巧妙な外見と手口:身分証提示の罠
※ 今振り返ると、相手には次のような特徴がありました。
・年齢:40〜50代くらい
・服装:黒いニット帽に黒いジャンパー
・持ち物:銀行のキャッシュカード、会社の社員証
・話し方:穏やかで、どこか気が弱そうな印象を受けた。
話の流れで、
「交通費と修理代で4万円ほど必要なんです」
と言われました。
正直、その時点でもかなり迷っていました。
すると相手はこう続けました。
「足りるか少し不安なので、
あと2万円お願いできませんか。
必ず返しますので」
でもその時、相手は涙目で胃が痛いと言い、辛そうにしていました。
さらに相手は、
「ストレスが溜まると、いつも胃が痛くなるんです」とも話していました。
そのあと私たちは、イオンの外に出ました。
彼は「近くにATMありますか?」と言い、少し歩いた場所にあるファミリーマートへ向かいました。
ファミリーマートのATMの前に立ったとき、
ほんの少しだけ迷いました。

外では、彼が待っています。
「ここでやめたらどう思われるだろう」
そんなことが頭をよぎりました。
そのとき、心臓がドクドクと早くなっているのを感じました。
本当は違和感があったはずなのに、
僕はそのまま「60,000円」と入力していました。
ATMから出てきた6万円を手に持ったとき、
心臓のドキドキはまだ止まっていませんでした。
結果的に私は、
合計6万円を渡してしまいました。
その時は「これで解決する」と思っていました。
外で待っていた彼にお金を渡すと、
彼は申し訳なさそうな顔をして受け取りました。
お金を渡したあと、男性はこう言いました。
「返すときに連絡しますので、電話番号教えてもらえますか?」
私は紙に自分の電話番号を書いて渡しました。
今思えば不思議ですが、
相手の電話番号は聞いていませんでした。
「返してくれるならいいか」
そのときは、そう思ってしまったからです。
何度も「本当にありがとうございます」と頭を下げていました。
そのあと彼はこう言いました。
「電話が使えないので、友人に会えるか分かりませんが探してみます」
そして、
「火曜日には必ず返します」
そう言って、足早にその場を去っていきました。
でも今になって思います。
あの時、あの表情の裏で、
心の中では「うまくいった」と思っていたのかもしれない。
そう考えると、今でも少しだけ胸が痛くなります。
「なぜ私は断れなかったのか?」
今振り返ると、いくつもの心理が働いていました。
▶︎ なぜ私は6万円貸してしまったのか
寸借詐欺の特徴と典型的な手口まとめ
・突然フレンドリーに声をかけてくる。
・「壊した」「困っている」と緊急性を演出する
・身分証やキャッシュカードを見せて信用させる
・少額だから大丈夫と思わせる
・その場でATMに同行させる
【教訓】被害に遭わないために今振り返る「違和感」の正体
今振り返ると、「あの時やめておけばよかった」と思うポイントが、いくつもありました。
その場では気づけませんでしたが、次に同じ状況になったら、私は必ず断ると思います。
もしあなたが今、
「お金を貸してほしい」と言われて迷っているなら、 私の後悔した判断を読んでから決めてください。
▶︎ なぜ私は6万円を渡してしまったのか?後悔した判断の瞬間はこちら
そしてもうひとつ。
もし今「証拠がないから無理かも」と感じているなら、同じ後悔をした僕の体験を読んでみてください。
被害は小さく見えても、心に残る後悔は長く続きます。
「証拠がないから無理」と決めつける前に、
何もせずに終わらせるのか、一度整理してみるのか。
僕は、何もせずに終わらせた事を今でも少し後悔しています。
寸借詐欺は、決して他人事ではありません。
▶ 6万円の詐欺被害でも弁護士に相談すべき?証拠ゼロで絶望した僕の後悔
ちなみに私は寸借詐欺だけでなく、
SNS副業でも35万円の被害に遭いました。
詳しい体験はこちらの記事でまとめています。

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